もっと自由に楽しみたい、ブローチ
ブローチ・・・。ひとつの小宇宙のようなこの造形物。
面が広く、自らの存在をわがままなくらい主張する、そのアクセサリーの魅力は永遠につきないものです。
けれども、アクセサリーというくくりの中で、ブローチはネックレスやリング、ピアスイヤリングなどと比べて、実際は人気度は低いかもしれません。
理由としてあげられるのが、「つけ方がよくわからない」につきるのではないでしょうか。
ロイヤルファミリーの方々がよく、真珠やダイヤなどの、上品なブローチを、公式の場でお召しになっているのをみかけます。
またジュエリー好きの祖母や母の世代から、真珠やカメオなどのブローチを、受け継いだことのある人も、少なくないかもしれません。
ブローチのお行儀の良いつけ方のイメージとしては、素材にもよりますが、ちょっとしたよそいきのお出かけの際やフォーマルで、ワンピースやジャケット・スーツの襟もとに、ブローチを品よくつける。
そんなイメージといったところでしょうか。
ブローチに定番のつけ方があるとしたら
一般的にはこの画像のように定番のブローチのつけ方というのは存在します。
実はブローチというのはもともと汎用性のあるアクセサリーなのです。
いろいろなつけ方ができる実用的なアクセサリーでもあるので、胸元につけるほか、ベルトやバッグ、帽子やスカーフ・ストールにつけるという方法もあります。
ジャケットやワンピースなどに着ける場合は、鎖骨あたりから、鎖骨より上の位置につけると、上の方に見る人の視線が集中するので、バランスがとれて、スタイルアップ効果があると言われています。
ブローチに関しては、イメージや思い込みもあって、私自身、ブローチというアクセサリーは、フォーマルできちんとしたファッションの時に、身に着けるアクセサリーのように感じていました。
数は多くないのですが、海外旅行先で買ったブローチを、数個持っているのに、ほとんど出番もなく、忘れられた存在になっていました。
フォーマルな場では、ブローチよりむしろ、コサージュを使うことが多かったのです。
そんな考えを払しょくしたのがこの一枚・・・。オーマイゴッド!?!
デニムのジージャンにビジューブローチ!!!
頭が古いせいか、この発想はありえないほどの衝撃でしたが、同時に「なんてかっこいいの!」と感動すら覚えました。
ブローチのつけ方への、固定観念など捨て去る時が来たようです。
ブローチの付け方に決まりはない、自由に楽しみたい
ブローチはどんなスタイルでも、どんな位置でも、何個つけてもぜ~んぶOKで自由!
つけ方にルールなんてないのです。
そう思うともっと気軽に、楽しみながらブローチを付けてみたくなりました。そんなインスピレーションを与えてくれた海外サイトで見つけた、ブローチの付け方をご紹介します。
ブローチのつけ方には、何通りもの着こなしと楽しみ方がありました。
ブローチの着こなし例
ブローチだけが作りうる、人と差がつく上級スタイル
アクセサリーとしてのブローチにはネックレスとはまた違う楽しみ方ができるという発見がありましたが、いかがでしたか?
ネックレスやピアス・イヤリングなどの、使い方に慣れたアクセサリーでは、今回画像でご紹介したような、素敵なファッションスタイルは作れないと気づいたのは私だけでしょうか。
まさにアクセサリー上級者のおしゃれの楽しみ方のような気がします。
ブローチという単独のアクセサリーには、それなりの着こなしの世界観と楽しみ方があるのです。
また、最近の海外サイトでのトレンドとしては、複数のブローチを、同時につけるようなスタイルが多かったような気がします。
また国内で主流の小さい上品なタイプのものよりも、ブローチも大ぶり(ステートメントタイプ)が人気でした。
また、昆虫モチーフのブローチがやたら目につきました。
顔から離れた位置につけるアクセサリーなので、少しユニークなモチーフやキャラクターでも、遊びココロたっぷりにつけることができますね。
複数付けが特に印象的で素敵だったので、家にあるブローチをかき集めて、さっそく真似したいものです。
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ブローチのつけ方の続編でつけ方のコツも合わせてどうぞ