私のジュエリー&アクセサリーNOTE

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ゴールドフィル「未来の金」と言われる理由

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日本国内では最近ではデパートのアクセサリー売場などでも大手ブランドがゴールドフィルを取り扱っているなど、あまり知られていないものの、K18、K14、K10まどに加えて、新しいゴールドとして注目を集めています。  


 実際、この10年ほどでゴールドフィルは、日本でも一気に人気が広まった感がありますが、欧米では、ゴールドフィルは、ファインジュエリーに替わる金素材として昔から広く普及しており、その発祥と歴史はイギリスのビクトリア朝時代よりも以前に遡ります。 

 ここでは、アメリカで「未来の金」と言われるゴールドフィルの、素材としての特徴と長所についてまとめてみます。

 

素材としてのゴールドフィルについての特徴と4つの長所

Wikipedia_Gold_Filled_Diagram

ゴールドフィルのイメージ 米国ウィキペディアより

 
  ゴールドフィルとは金の層を高熱と圧力で芯となる素材(多くは真鍮)に物理的な方法で圧延したもので、圧着した「金の層の重量」が「素材を含む総重量」の1/20以上(5%以上)の場合を、ゴールドフィル(金張り)と呼びます。

 
尚、米国では、米邦取引委員会によって、ゴールドフィルド製品の基準値が法律によって定められています。

基準値を満たすには、ゴールドフィルドのゴールド層は、10カラット以上の精度が必要とされるので、ゴールドフィルドとして認証され、刻印字(GF)を得られるためには、層のゴールドカラットが、1単体の製品の重量に対して、少なくとも10分の1に値する重量が含まれていなければなりません。

14KGFmark

ヴィンテージの時計のゴールドフィル刻印


特にK14 1/20以上の高品質のゴールドフィルド製品では、14金ゴールド(金濃度58%)と同じ外見として見なされるほどです。このような法律の基準に基づいた工程によって製造されたゴールドフィルドは、次の4つの優れた利点を持っています。
 

長所 その①ゴールドフィルの構造


母材となる芯材は、構造的に強度を付加されるので、他の金よりも強く、張られた金の層は金メッキなどに比べて、非常に厚いので、耐久性もあります。

また 金メッキとは異なり、表面の金が剥がれ落ちたゴールドフィルドを見ることは稀です。張られた金はほぼ永久的で破壊されることはありません。 
 

長所 その②ゴールドフィルの外観的特性

 

外観的には高級ジュエリーのような豊かな質感を持ち、表面が滑らかで光沢が全体的に良好です。金が張られているのは外面領域になるので、一見しただけでは、14金のような本物のゴールドとの違いを見抜くことは難しいといわれています。


見分け方としてはアクセサリーなら金具部分や、時計なら裏面を確認するなどのように、K14GF、K12GFなどのGFの刻印マークで調べます。

 

長所 その③ゴールドフィルの可鍛性

 

金の層が厚く、表面が可鍛性に富むのでデザイン制作面においても、メッキ製品や他の金属を用いた場合より、叩いたり曲げたりしても丈夫で扱いやすい素材なのです。

  

長所 その④ゴールドフィルの価格

 

そして何より最大の利点は純金ゴールドとの価格差と言えるでしょう。ゴールドフィルの開発は、中産階級が急速に成長していた1900年代に、一般大衆のための手頃な価格でありながら、高品質な金製品として開発が進みました。需要が増え続けながら進化して、現代に至るまで製造され続けています。


これらの理由から、美しさ、耐久性、強度などの純金と同じような物理的特性を持ちながら、地金価格が高騰している今、コストがかからないことから「未来の金」、「有望な次世代の金製品」と呼ばれるのです。

 

参考・引用

Gold Filled And Cleaning

 

jewelry.soboku.jp