洋服の着こなしやアクセサリーの身につけ方に関心がある女性なら、誰でも自分がお手本としたり、影響を受けている有名人やモデルの存在があるのではないでしょうか。
今これをお読み頂いている皆さんのファッッション・アイコンはどなたですか。西野カナ?テイラー・スウィフト?長谷川潤さん、富岡佳子さん?あるいはインスタでフォロー中の人?
筆者はいわゆる大人世代で、若い世代のファッッション・リーダーのことはあまりよく知りません。色々な世代向きのファッッション誌があるように、女性の多くは同年代の有名人やスターに憧れるものだと思います。
ちなみに私の憧れの人は自分より一世代若いのですが、元アナウンサーで現在はパリ在住の中村江里子さんです。
年齢を重ねても美しい中村江里子さん
私が中村江里子さんのファンである理由は、ファッションやアクセサリー使いが素敵というだけでなく、歳をとればとるほどどんどん魅力的になってる女性だからです。
正直なところ、若い頃の中村江里子さんは、それなりに美人でカッコよかったはずなのですが、あまり注目していませんでした。たくさんいる若くてスタイル抜群の美女の一人だったように思います。
それがフランス人の実業家のご主人とご結婚後、3人の子育てをしながらパリでの暮らしをされる中、衰えるどころか逆に輝きが増すなど、同じ年代のセレブたちの中でも突出した年相応の美しさを維持されているので、ついつい注目してしまう方です。
別世界ののライフスタイルですが、ため息つきつつもチェックしてます。

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大人女性の美しさは内面からにじみでるもの
もちろん美の基準や価値観は人それぞれです。だだ大人世代を代表して言えることはただ一つ・・・。
それは若い時の美しさは一時のもの、誰でもいつかは歳をとるし、オバさんになるのはあっという間だということです。
私は女性の本当の美しさは、日頃の内面磨きによって、外見ににじみでるようなものだと思います。つまりその人の、これまでの生き方や姿勢が、顔や外見に魅力としてはっきりとあらわれてくるように感じています。
それはツケマとカラコンなどの手軽なメイクでごまかせるようなレベルのものではないし、付け焼き刃で身につくようなテクニックでもありません。
内面からその人の生き方や感性やセンスが、そのまま顔にでるのだとしたら、自分の人生に責任を持つ必要がでできますね。ちょっとコワいですが。
もちろん最低限、見た目に気をつけることは必要です。けれどもそれ以外に、自分磨きのため日々努力したり、若くなくても心をキレイに保つようにしていると、異性や他の誰かの評価など気にしなくて済むし、何より自分のことが好きになることができます。
そうすることで自然と内面から輝く魅力や美のオーラがでてくるのだと思います。外見が完璧な人などいないのですから。
かくいう大人世代の私もエラそうなことは言える身ではないのですが、今より少し先の世代になった時に後悔しないよう、内面磨きを怠らないように努力しています。そして何より年相応が一番だと思っています。
そんな意味でも中村江里子さんは、内面から生き方のカッコよさや品性が、自然とにじみでるような美しい大人の女性なので憧れの人だというわけです。
TV出演で顔のシミを隠さないのは自信のあらわれ
いわゆるアラフォー・アラフィフ世代の外見だけ注目するとすれば、中村江里子さんの「加齢のしるし」はテレビ出演の際などにはっきりわかります。
雑誌のグラビアではうまく修正されますが、今年9月にNHK「あさイチ」に出演された時は衝撃的なほどでした。
潔いほど、自然のままの姿を堂々と披露されていたからです。
液晶テレビの大画面には、はっきりと目元のシミが映っていました。おそらく多くの視聴者が気がついたはずです。
それなのに中村江里子さんのメイクはごく薄く、目元だけ、口紅も色のないベージュ。私はこれを彼女の自信の現れだと思いました。これがもし美白のカリスマ、君◯◯◯子さんだったらありえなかったでしょう。
同世代の女優やモデルさんで、かなりそのあたりの美容に気をつかっていそうな人は多く、時々不自然に思えることがあります。「劣化」という、若さを失った芸能人への酷い表現がありますが、あまりにそれを怖れて施術が過ぎて気の毒にさえ見える人もいます。
中村さんクラスの人なら、テレビに映るシミを隠す方法など容易いはずなのに堂々と「ありのままの私を見て・・・」といった風の気取らず、隠さず、媚びない姿勢にますますファンになった私でした。
アラフォー世代がピアスを身につける極意とは
ところで、上のテレビ画面に映った中村さんをよくご覧下さい。ここにアラフォー・アラフィフ世代がピアス・イヤリングを身につける極意が詰まっていて、それは欠点カバー術とも言えるものです。
中村江里子さんのこの日のスタイルは、飾らない真っ白のシンプルなシャツにゴールドの大ぶりピアスだけでした。
さてその極意とは・・・。
●白のトップス
白が光を集めてグラビア撮影などのレフ板効果で顔のくすみがとれて明るくなり、写りが良くなる。
●大ぶりの揺れるピアス
アクセサリーをつける効果の第一法則、「目くらまし」、言い換え、「視線そらし効果」
つけているピアス=その人=キラキラしていて美しいという風に、顔と同調して見られることになるのです。
人の本能には、「揺れるモノを目で追うこと」があると言われています。顔周りにゆらゆら、キラキラ揺れるピアス・イヤリングがあると、自然そそちらに目が行くので、顔のシミ・シワなどの欠点に視線が行きにくいことが言えます。
また真珠など光沢のあるピアス・イヤリングは光を集めるため、反射して顔色を良く見せる効果もあります。
この日の中村江里子さんのピアスは、とても品がありエレガントで、少しオーバーサイズなほどの長さの揺れるピアス姿でした。それは彼女のスタイルやプライドを、さりげなく主張するかのように素敵だったのです。
つまりアクセサリーをつけた時の効果というものは、ファッッション・コーディネートのスパイスとして足し算するだけのアイテムではなく、見てほしくない顔周りの欠点から見る人の視線をそらすという役割も大きいということなのです。
こういった意味でアラフォー・アラフィフ世代の女性ほど、アクセサリー、特にイヤリング・ピアスは必需品となるので、着用をおすすめします。
中村江里子さんと言えば抜群のスタイルとファッッションセンスで有名ですが、パリ暮らしでそのセンスにさらに磨きがかかり、大ぶりのネックレスなどのアクセサリー使いがお上手です。
中村さんの著書によると子育てが一段落してから、アクセサリーの楽しみ方をパリジェンヌに教えてもらったそうです。大ぶりのピアスやネックレスをよく身につけるとか。
ご自分をよく分かっているからこそ、アクセサリー使いで得られる効果を計算しつつ、楽しんでおられるのかもしれません。
ナチュラルメイクで欠点を隠さずに威風堂々としてカッコいい人と言えば、こちらのパリ在住、島田順子さんもファッッションセンスやスタイルを見習いたい憧れの女性の一人です。

島田順子おしゃれライフスタイル Shimada Junko Style
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雑誌クウネルのグラビアや、徹子の部屋に出演された時のナチュラルメイクには少々驚きました。中村江里子さんと同様、自信と潔さとどこか芯の強さを感じます。
パリ在住でなくても日本女性も、アクセサリー使いを意識して、お二人のように、素敵に年齢を重ねていきたいものです。 中村江里子さんが今後どんな風に、素敵に年齢を重ねられて、カッコいいマダムになっていかれるのかが今から楽しみで、そしていつまでも自分のファッッション・アイコンでいていほしいと願っています。
ピアス・イヤリングを身につける極意でもある「顔の欠点カバー術」については、身近な女優さんを例にして次回の記事にする予定です。
最後までお読み下さりありがとうございました。
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