その大きさに見ていて胸がすく!ステートメントジュエリー・オーバーサイズ
「ステートメントジュエリー」と呼ばれる、大ぶりのジュエリーアクセサリーが、世界中でファッショントレンドとなっています。
ステートメント」とは「主張する」という意味です。
その大きさが、身に着けた人の個性を強調するような、ジュエリーアクセサリーのことで、「ステートメントジュエリー」または「ステートメントネックレス」と呼びます。
ステートメントジュエリーの詳しいことはこちら
大きくて個性的なデザインのステートメントジュエリーは、強烈なインパクトと存在感があります。
とてもゴージャスなのですが、小さいアクセサリー好きな日本人的には、なかなか手をだしにくいタイプでもあります。
たとえばシンプルな洋服に1点、大ぶりのネックレスをつけると、スタイルにメリハリがでて、全体が引き締まります。
見た感じに、立体感と奥行きがでるので、その結果スタイルが良く見えて小顔効果が生まれるのです。
イヤリングやピアス・ブレスレットも同様で、写真撮影などで、全身が写る場合は、アクセサリーをつけることによって、トップに視線が集まるため、実際よりスリムに見えるといわれます。
これは大きめのアクセサリーに限っていえる、ファッション効果ですが、遠目につけているのかどうかよくわからないような、線の細い小さなジュエリーアクセサリーに関しては当てはまりません。
さて今回は、その大ぶりのステートメントネックレスのなかでも、オーバーサイズといわれる、特別に大きいタイプをご紹介したいと思います。
ここまでやる?くらいのボリュームで、とびっきりカッコいいステートメントジュエリーをセレクトしたのでどうぞご覧ください。
シルバーのステートメントリングと、ステートメントブレスレットです。ここまでくると、もうステートメントネックレスがアートになっています。
「重そう?」
おしゃれにこだわる人には、そんなの二の次です。
その大きさゆえに一歩間違えると、「悪趣味」になりがちなステートメントジュエリーですが、ビッグサイズでもデザイン性に優れていて、品とセンスの良さを感じるものなら、ジュエリーとしての存在感が突出します。
身に着ける人はもちろん、見る人にも特別なオーラを放つようなステートメントネックレス姿で街へでかけたら、どれだけ胸のすく思いがするだろう、などと想像して個人的に憧れています。
フェイク?のストーンを包み込むような、ゴールドのコード使いが斬新。
ボリューミィなデザインの、ステートメントネックレスは、見る人の目を釘付けにします。
デコルテ付近、横向きのボディラインにフィットする、大きなバーが迫力満点。
全体的にブラック系の、ダイナミックなステートメントネックレスです。
素材が優しげなファブリック系ですが、このボリュームと大きさなら十分なインパクトがあります。
ネックレスの大きさとの対比効果で、小顔に見えるとは、まさにこのこと。丸モチーフの柔らかな、ステートメントネックレスとは対照的な、ハード系リングにもご注目。
甘辛ミックスの目が眩みそうなほどのファッションセンスです。
強烈に惹きつける「何か」がある、カッコ良すぎるステートメントジュエリーです。「主張」してますね。
ステラ・マッカートニー2015:アクリルロープチェーンのステートメントネックレス。
シンプルながらインパクト十分です。このあたりならリアルクローズに取りいれられそう。
2014ドルチェ&ガッバーナ:三つの大きなフラワーモチーフが印象的。トレンドのヘッドアクセとお揃いで、おとな可愛いステートメントネックレスです。
特大サイズの原石に近い?琥珀と水晶他、大きな天然石のステートメントネックレス。
プリミティブでナチュラル、かつダイナミックなデザインです。
太古の昔の先人も、こんな感じの首飾りをしていたかもしれません。
クリスチャン・ルブタンのステートメントジュエリー
ヴェラ・ワンのステートメントジュエリー
ドナ・キャラン2015のステートメントネックレス
ステートメントネックレス着こなし・岸恵子さん他、所感
アクセサリーをよく身に着ける女性の中には、ビッグサイズのステートメントジュエリーを、上手につけこなす方もいます。
少数派ですが私のお客様にもおられて、皆さんとても素敵でかっこいいです。
またここだけの話ですが、年齢を重ねるほど、デコルテ周りが気になるもの・・・。
大ぶりステートメントジュエリーは、そんな欠点をうまくカバーしてくれます。視線そらし効果があるのでそういった意味で、大人の女性におすすめです。
さて、国内の女優さんが、大きなステートメントジュエリーを身に着けて、雑誌の表紙を飾るのをよくみかけます。
借り物でない、ステートメントジュエリーを多数個人所有し、そのセンスがずば抜けていると感じる大女優を知っています。
それはパリ在住・岸恵子さんです。
雑誌やテレビのインタビューでお見かけする限り、たくさんコレクションをお持ちのようで、とにかくステートメントネックレス姿が、美しくてかっこいいのです。
パリ暮らしの長い、岸さんのアクセサリーのセレクトや着こなしは、日本人離れしているように思います。
岸恵子さんの素敵なステートメントネックレススタイルです。
画像があまりなかったのですが・・・。
ソニアリキエルのドレス姿が多い、岸さんの胸元を飾っているのは、ご自分で買い集めたという、フランスのビンテージアクセサリーものや、フォリフォリのチョーカーやネックレスだとか。
タイプはすべて、大ぶりの上品さが感じられるものばかりで、年齢をかさねてもこ、れだけの美しさを維持して、素敵な着こなしをされている憧れの存在です。
海外ハリウッドセレブや女優さんに限らず、ビッグサイズのステートメントジュエリーを、上手につけこなす女性たちを見るにつけ「アクセサリー上級者はすごい!」と思います。
年齢に関係なくファッションとアクセサリーを柔軟に楽しみ、自ら美しく飾る、そんな女性たちを心底「かっこいい」と絶賛しています。
着たい服に年齢的な制限はあってもアクセサリーには制限がありません。
それどころか年齢を重ねるほどジュエリーやアクセサリーをうまく着こなすことができて、より似合うようなると思います。
私も一度は、似合わないにかかわらず、オーバーサイズのステートメントネックレスを身に着けて、肩で風を切ってさっそうと街を歩きたいと夢見ています。
ステートメントジュエリーについてはこちらもどうぞ。