透明感ある大粒カット水晶のロングネックレス
水晶が好きでないという人はあまりいないのではないでしょうか。
誰もがその無色透明の 清らかな美しさには心魅かれると思います。 よく水晶はパワーストーンの基本だと言われます。 迷う場合はまず水晶をという風に。
私のジュエリーアクセサリーは宝石や天然石を使うことが基本なのですが、 パワーストーン的な視点から天然石を取り扱うようなことはあまりありません。
石の持つ自然な色や形状そのものの良さと美しさを生かして 女性を きれいに見せる アクセサリーとして、形にするだけだからです。
男女を問わず、鉱物ファンやマニア、パワーストーンブームは続いています。「天然石そのものが好きで数珠タイプのゴムのブレスレットを愛用したり、 飾り石・置石をコレクションしたりする方々は、 ファッションを楽しむためのアクセサリー好きな方々とは 一線を画すようです。
私がアクセサリー販売をする前には水晶との出会いがありました。
とても良き人からルチルクォーツ(水晶に金色 の鉱物が入ったもの) のことを教えてもらい、 その神秘的な美しさに、強烈に魅かれたのが始まりだったのです。
それから少しづつ好奇心たっぷりに、奥深い石の世界にのめりこんでいきました。 それぞれの石にこめられている意味やパワーを知ることは 果てしないほどの夢とロマンがあるものです。
今では、材料として取り扱う天然石の量と種類がとてもふえたため、実際のところ それぞれに捉われて、価値判断を下していていては制作ができません。
ただ単純に、その石の持つ純粋な美しさををシンプルに生かすようなデザインを重視して制作する・・・・。 できるのはそれだけなのです。
石の持つパワーに関心があるお客様には、もちろん心地よく聞いてもらえるように 「この石は・・・・・という意味があるそうです。」とお話することもあります。
ですが、多くのお客様は「きれいね」と見て アクセサリーそのものを 気に入られるだけというのがほとんどです。
石との対話はそれを所有してから個人個人がするもの。
気に入って使用していたアクセサリーの天然石が 自称?「パワーが見える人」の診断で「あなたに合ってない」といわれた等のお客様の 話を聞いたときは悲しい気持ちになります。 この石のパワーはね・・・という意味や価値観の押し付けがあってはならないと思うのです。
気に入っているという素直な気持ち、好きな天然石を所有すること。
また純粋に天然石そのものが持つ美しさに感じ入るだけで、 持つ人の感性が自然に良い方向へと導かれるものだとしたら、他人の話には耳を傾ける必要はないかもしれません。
それにしても多くの人がそうであるように、無色・透明な水晶がとても好きです。
所有していると理由はよくわからないけれど、何かいいものであるらしいと感じているだけで、そのパワーを「他力本願」的につかうためではありません。
天然石を好きだというのに理由が必要でしょうか?
「ただなんとなく、好きなだけなのです。」