丈夫で耐久性に優れているとされる高級時計のロレックス。今回はロレックスのゴールド部分が変色した場合の自己流お手入れ法についてです。
セーム革などでそのつど、日常的にメンテナンスすると良いとされるロレックスの腕時計ですが、変色が見られるロレックス腕時計を、どうすればもとの輝きをとりもどせるのかずっとわからず、そのままにしていました。ロレックスの表面の金色があきらかに曇っており、光沢が失われていたのです。
ロレックスの変色がポリマールできれいになった
調べたところ、正規取り扱い店でオーバーホールも兼ねてお手入れをと書かれたサイトが目につきました。
器用な人ならベルト部分を外して超音波洗浄機にかけるとい方法もあったのですが、分解してまでのDIYクリーニングは素人には少々不安です。
迷ったのですが、試しにジュエリー金属専用磨き布「ポリマール」で端っこを磨いてみると・・・。
見る見るうちに曇りやくすみがとれてピカピカになったので、うれしくなって全体を一気に拭き磨きしました。
画像が悪いので分かりにくいのですが、左は金の部分が山吹色で表面が曇っていますが、ポリマールで拭くとくすみがとれて白金色になって光沢がよみがえったのが右です。
パーツとパーツの間の細かい隙間やリューズの部分は、つまようじでポリマールを押し込みながら磨きました。
毎日身につけるわけでもなく、たまに使う程度で、またかなり前に海外の免税店で購入したこともあり、正規店に持ち込むのはなんとなく敷居が高く感じたのです。それにクリーニング費用も気になるところです。
それなら普段からジュエリーのクリーニングでやっている方法でいいのではと、試してみました。
結果的に、ロレックス表面のゴールド部分の変色にポリマールが使えました。
私の場合はきれいになりましたが、これは自己流のクリーニング方法にすぎません。
経年の変色だと思いこんでいましたが、実際はロレックスを使った後、すぐに乾いた布などで見えない汗や皮脂汚れを拭き取らないまま、収納・保管したせいだと考えられます。
ロレックスは高額アイテムでもあるので、今回私がやったクリーニング方法はあくまでも参考程度にして下さい。
実はポリマールをロレックスに使用していいのかどうか等、正確な情報はありませんでした。必ず自己判断でお願いします。
ちなみに愛用しているその磨き布とは、「ポリマール」と言われる研磨材入りツヤ出し布で非常に便利な金属磨きに万能なアイテムです。拭いたあとはさらに清潔で乾いた柔らかい布で拭き取ります。
- 出版社/メーカー: 光陽社
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こちらは拭くだけでOKの超微粒子の研磨材とツヤ出しワックスが含まれたツヤ出し布です。 小さなキズ、汚れを簡単に落とし光沢をよみがえらせることができます。 磨くとポリマールが黒くなりますが、効力はほとんど変わらないそうです。
日常のロレックスのお手入れにはセーム革
自然素材セーム革は初期段階の汚れや、日常のお手入れに使えます。ロレックスを使用したあとに軽くこのセーム革で拭いておくことが理想的のようです。
HARP(ハープ)セーム革(鹿革)150X150ミリ角-1枚【831】
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セーム革は洗って繰り返し使用できて、ジュエリー・アクセサリーにも使えて便利です。
ロレックスは日頃のお手入れが肝心
いくら耐久性があるといっても、ロレックスには水気や汗と皮脂汚れは大敵です。いつもきれいな状態で保管しておくと、長く使用し続けることができるし、いつかオーバーホールに出した時のコストも抑えられるかもしれません。まさに一生物の腕時計なので、大切にするためには使ったあとのメンテナンスが肝心だと考えさせられました。
ジュエリーでも腕時計にしても使用したあとは、セーム革でさっと拭いてきれいにしてから収納・保管するとその後の変色が防げます。ついた汗や皮脂汚れを放置するのがそもそもの原因となります。今後はまめにお手入れするつもりです。
個人的にはこのロレックスは、海外で仕事をしていた時に大人買いした自分にとっては大切な宝物で、免税で国内で買うよりはるかに手頃な価格で購入できました。
今は日常的には使用しておらず、時々思い出して使う程度ですが、身につけたい時にすぐ動いてくれる自動巻きの良さにありがたみを感じています。
機会があれば専門店にオーバーホールを兼ねて本格的なクリーニングを依頼するなどして、一生物のジュエリーと同じように大切にしたいと思っています。
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