私のジュエリー&アクセサリーNOTE

アクセサリーの収納やディスプレイ、ジュエリーのことなどまとめたノートです

「アクセサリーをピカピカきれいに」DIY簡単クリーニング・銀シルバーアクセサリー編

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Tienda de weloveboho | Redbubble

愛用のアクセサリーを、整理整頓のついでに、またはくすみが気になったときなどにきれいにクリーニング(洗浄)してみませんか。

「思い立った時が吉日」とばかりに私も先日、久しぶりに愛用のアクセサリーのお手入れをしたところです。本来持っていた輝きを取り戻して、キラキラ輝くお気に入りのアクセサリーは見ていて気持ちのいいものです。

面倒に思われがちなジュエリー・アクセサリーのお手入れですが、DIYで簡単にきれいにクリーニングできる方法があるで数回にわけてご紹介します。 今回は「シルバーアクセサリー編」です。

シルバーアクセサリーをピカピカにするつけ置き洗い

保管中でも、容赦なく黒く変色していくシルバーアクセサリー。

変色の原因は身につけた人の体から出た汗や脂などの成分が反応したり、空気中の成分との化学反応をおこすことにあります。着用後はシルバー専用のクロスや柔らかな布やセーム革を使用して日常的にお手入れすることで変色を防げます。とはいえ自然現象なので黒ずみが出てくるのは、ある程度仕方のないことです。ほかにも曇りが出てくるとせっかくの表面の光沢がボヤけます。

黒ずんで変色してしまった場合でも、シルバー製品専用のクリーナーをわざわざ購入する必要なく、手間も費用もかからない方法でピカピカになる方法があるので今回ご紹介します。

注意: トルコ石など、石のついたものやいぶし銀加工のされたもの、高級ブランドのシルバーアクセサリーについてはこの方法はおすすめできません。 必ず購入したショップのアドバイスに従ってお手入れしていただくようお願いします

「シルバーアクセサリーの変色にはつけ置き洗い」

用意するもの

  • ジュエリーが入る大きさの耐熱容器
  • 熱湯
  • 重曹(ベーキングソーダ ダイソーやドラッグストアで販売されています
  • アルミホイル(アルミ箔)
  • 清潔な乾いたタオル

下準備:シルバー製品の細かいすき間の目立つ汚れや皮脂を、中性洗剤を使って古歯ブラシで軽く汚れを落としておきます

①少し深みのあるお皿や耐熱容器に、写真のようにアルミホイルを敷きつめます

②その中にシルバーアクセサリーを入れます

③重曹をティースプーン1、2杯入れます

④シルバーアクセサリーが十分に浸る量の熱湯を注ぎ込みます

*すると、ブクブクと泡が立ち、汚れがまたたく間に落ちていきます。

*一瞬で白くなるものもあれば、数分でじわじわ汚れがとれていくものもあります。

⑤水道水で洗い、タオルで水気を切って乾燥させます

このつけ置き洗いでシルバーアクセサリーの黒ずみが取れ、ピカピカの光沢がよみがえります。

細かい部分やなかなか汚れがとれない場合は、やわらかい毛の古歯ブラシでこすって磨きます。

シルバーアクセサリーのクリーニング法

ビフォア&アフター「こんなにキレイになりました」

左:ブレスレット

ギリシャで購入したものです。

同じシルバー925でもティ◯ニーのオー◯ンハートなどに比べて良質な銀のようで、もともと目立つ変色がありませんでした。そのためつけ置き後も見た目に変化がなかったのですが、皮脂汚れなどはとれたと思われます。

中:リング

フォリフォリのシルバーリング。長らく保管したままだったので黒ずんでいて、表面の光沢がなくなっていました。

彫りのある細かい部分は、つけ置き洗いするだけではとれなかったので、さらに古歯ブラシで磨いたところ、元の白銀色が輝きが戻りました。

右:ネックレス

海外サイトで間違って?購入した細いスネークチェーンタイプのシルバーネックレスです。

おそらく質があまりよくない銀だと思いますが、黒から茶褐色に変色しており、スネーク状の細かいつなぎのすき間まではきれいになりませんでした。これは銀以外に含まれる混ぜものの金属のせいだと思われます。完全に変色はとれなかったものの、見た目はきれいになりました。

このアルミホイルを使ったつけ置き洗いするクリーニング方法は、ヨーロッパに昔から伝わるお手入れ方法です。DIY系海外サイトでよく紹介されていたのですが、私も実際に試してみて効果を実感しています。

アルミホイル協会でもこのシルバーアクセサリーのクリーニング方法が紹介されているのですが、アルミホイルと熱湯できれいになる科学的根拠はこちらです。

銀製品の黒ずみは、銀の表面に空中の酸素と化合した酸化銀(Ag0)ができている状態です。

アルミホイル容器の中の重曹(炭酸水素ナトリウム=ベーキングパウダーにも含有)にお湯を注ぐことで、水酸化アルミニウム・水酸化ナトリウム・炭酸ガス・水素が発生、この水素(H2)が銀製品表面の酸化銀(Ag0)を還元して、ピカピカの銀(Ag)と水(H2O)に変わるため。

<化学式> 2): Al+NaHCO3+3H2O      ↓ Al(OH)3+NaOH+CO2+H2 3): AgO+H2→Ag+H2O (さらに水溶液では、Al(OH)3とNaOHが化合し、NaAlO2と2H2Oになる)

社会に貢献するアルミ箔の世界

以前は専用のクリーナーと布などで磨いていました。ですが手間も費用もかからない、このシルバーアクセサリーのお手入れ方法を試して感激したので、ぜひブログでシェアしたいと思っていました。

手軽に早くシルバーアクセサリーを磨きたい時

手っ取り早くピカピカにしたい場合は、シルバー磨き専用布を使います。

メガネ拭きなどの柔らかい布でもいいのですが、研磨剤やワックスを含ませた専用のクロスを使用した方がすぐにピカピカになります。

ただし研磨剤を含ませたクロスを使用する場合、磨き過ぎには要注意です。

保管中のシルバーアクセサリーの変色を予防する

シルバーアクセサリーのブレスレットを一日中愛用していた時があります。少し大胆ですが、私はそのままお風呂やシャワーのとき、着用したままボディソープなどで洗っていました。

指輪などはこまめに洗うことで、変色がかなり防げると聞いたことがありますが、いつも身につけているシルバーアクセサリーは変色しませんでした。(そうなると愛着がわいて、いっそうそのアクセサリーをつけていたくなるものです。)

もちろんシルバーアクセサリーのコレクションがたくさんある方にとっては、同じものを毎日身につけるより、いろいろ楽しむ方の方が多いかもしれません。

いざ使おうとした時に、シルバーが黒ずんでいたらがっかりですよね。ご参考までに保管中に変色がすすむのを遅らせる方法で、シルバーが変色しないように前もって予防するグッズをご紹介します。

シルバー以外の金属ならこちらです。ジュエリーボックスや箱などに好きなサイズにカットして入れる変色防止用紙です。

シルバーの変色予防のためにやっておきたいこと

黒ずみの原因となる「硫化銀」を防ぐのには、何と言っても空気に触れないようにすることが重要です。

シルバーアクセサリーを長い間使わずに保管しておく場合は、空気を遮断するような保管方法がよいといわれています。

ダイソーなどで手に入るビニールのチャック袋が最良かもしれません。密封することで空気中の微量の成分による変色を防げるからです。

また、着用中についた汗や皮脂汚れ、化粧品や香水・スプレーも変色の原因となります。

そのため着用後は乾いた柔らかい布や専用のクロスで拭きとっておくと、変色を遅らせることができます。次に使用するときに黒くなっていてがっかりするようなことが少なくなります。